ディン・ラ・タン交通運輸相がこのほどグエン・タン・ズン首相に提出した、都市の中心部に個人車両が乗り入れる際の通行料徴収案について、徴収時間と対象車両などが明らかになった。3日付ザンチーが報じた。
同案は、ラッシュアワー時に都市の中心部に乗り入れる車両に対して、通行料を徴収することで、渋滞緩和・交通事故削減・財源確保などに繋げようとするもの。
それによると、料金の徴収時間は、午前6時~8時30分、午後4時~7時(土日・祝日を除く)。徴収対象となる車両は、自動車・二輪車、および三輪車(公用車、路線バスを除く)。二輪車および三輪車の通行料徴収に関しては当面、中央直轄市の5都市((ハノイ市、ホーチミン市、中部ダナン市、北部ハイフォン市、メコンデルタ地方カントー市)にて実施される見通し。
なお、徴収料は1回の乗り入れにつき、定員7人以下の車両が3万ドン(約109円)、定員7人以上の車両が5万ドン(約182円)となる見込み。