ホーチミン市や一部の地方で、タトゥー(入れ墨)を入れる女性が増加している。以前は風俗関係の女性が多かったが、最近はティーンエイジャーの少女たちがタトゥーを入れるケースが目立っている。5日付ザンチーが報じた。
タトゥーマシンによる入れ墨が主流で痛みを感じないため、少女たちはファッション感覚でタトゥーをするようだ。ホーチミン市ビンタン区の高校3年生のホンさんは「友達に誘われて、タトゥーを試してみました。痛くないし、なんと言ってもおしゃれだし」と話した。
同市11区のエステサロンのオーナーであるフオンさんによると、今では多くのエステサロンが女性向けにタトゥーを入れるサービスを行っているという。インターネット上では、一部のエステサロンが局部へのタトゥーは「男性にもっと愛される」などと宣伝している。
ただし、タトゥーを入れた女性を風俗関連と結びつける考え方は根強く残っている。タトゥーが見つかって、別れ話が持ち上がったりバイトの採用を断られたりといったケースも起きている。