ウイルス調査大手の英ウイルスブリテン社の最新の発表によると、ウィルスセキュリティソフト国内大手のBKAV社のソフトウェアが世界の最良ソフト3つのうちの1つに選ばれた。28日付ダットベト紙(電子版)が報じた。
BKAVの製品は、「RAP(リアクティブ&プロアクティブ)」テストで検出率98.1%を達成し、世界の43製品中3位の成績だった。その他のテストの結果では、「ワイルドリスト」が100%、「トロイの木馬」が98.8%、「ポリモルフィック」が100%、「ワーム&ボット」が99.81%の検出率を記録した。BKAVの製品は2010年末に行われたテストで、初めてトップ10に入ったばかりだ。
同社開発研究部門の責任者ブー・ゴック・ソン氏は、この成功はユーザーの貢献によるところが大きいとし、「1年以上前から弊社の全ての製品は、正式発表する前に会員ユーザーに試用してもらい、彼らの意見や指摘を生かして製品を改善している」と話している。