中部トゥアンティエン・フエ省のフエ医科薬科大学付属病院はこのほど、脳に寄生虫が侵入した男性の治療に成功したと明らかにした。患者は北中部クアンチ省ゾーリン郡在住の男性Tさんで、左半身不随と意識不明の状態で今月4日に入院、検査の結果、Tさんの脳に寄生虫がいることが分かった。11日間の治療の結果15日には意識を完全に回復、体も自分で動かせるようになるまで回復した。
チュオン・クアン・アイン医師は、発見がもう少し遅ければ脳が損傷し植物状態になったか死亡していたかもしれないと語った。脳に寄生虫が侵入した原因は、よく火の通っていない牛肉か豚肉を食べたことによる可能性が高いという。