10月1日、南中部クアンナム省総合病院に緊急搬送された幼児の腸から300匹もの回虫が摘出された。摘出された回虫の重さは500グラムにも上るという。4日付ベトナムネットが報じた。
同省ヌイタイン郡在住のチャン・バン・ダット君(3歳)はこの日、お腹がパンパンに張っていたため、家族に連れられて、同病院で診察を受けた。所見では腹部の張りの原因が分からなかったため、内視鏡検査を行ったところ、腸に大量の回虫が寄生しているのが発見され、緊急手術により回虫の摘出に成功した。1人の患者の体内からこれほどの回虫が摘出されたのは、同省では初めてのことだという。
なお、ダット君の術後の経過は良好で、数日後には退院できる見込み。