ホーチミン:メトロ1号線で駅警備員とアプリドライバーが殴り合い

2025/03/25 04:34 JST配信
  • 警備員がプラスチック椅子で殴打
  • ドライバーもヘルメットで攻撃
  • 喫煙注意が発端で殴り合いに発展

 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)のトゥードゥック交差点駅で駅警備員の男性と配車アプリドライバーの男性が殴り合う姿を捉えた動画がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に投稿されて話題となっている。

(C)tuoitre
(C)tuoitre

 警備員はプラスチック椅子を、ドライバーはヘルメットを武器にして、数十秒にわたり互いに殴り合った。動画を見る限り、ドライバーは地場ビーグループ(Be Group)のバイクドライバーと見られる。

 ホーチミン市直轄トゥードゥック市ビント街区(phuong Binh Tho)警察は、事件についての報告書をホーチミン市警察に送り、法律に基づいて処分する方針を示している。同街区警察は、当事者2人を召喚して喧嘩に至った経緯などを調査した。

 発端はチーベト・セキュリティ会社の警備員H・T・H氏(44歳)がドライバーT・X・L氏(40歳)の喫煙を注意したことによるもの。注意されたドライバーは「あんたに関係ないだろ」と返して、互いに言い争いになり、最後は殴り合いの喧嘩に発展した。

 ホーチミン市メトロ1号線有限会社(HURC1)によると、22日正午ごろ、H氏が駅の橋付近で喫煙しているL氏を発見。火災や爆発の危険を考えたH氏が火を消すよう求めたところ、言い争いをする中で互いに冷静さを失って喧嘩になったとのこと。

 チーベト・セキュリティ会社は、今回の事件に遺憾の意を表し、同様の事件が起きないよう社員教育を徹底していくと述べた。またセキュリティ会社は、乾季により乾燥した日が続いており、特にトゥードゥック駅周辺は雑草が生い茂っているため、火災が起きやすいと付け加えた。実際3月19日にはこのエリアで草が燃える火災が発生したが、すぐに駅職員が発見して消火したため、大事には至らなかった。

[Tuoi Tre 13:26 23/03/2025,U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

新着ニュース一覧

 ハノイ市で24日、爆発物処理訓練場の竣工式が開催された。在ベトナム米国大使館がベトナム国家地雷対策...
 ホーチミン市1区経済部のズー・クアン・ギア副部長はこのほど、同市人民委員会のグエン・バン・ドゥオ...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 グローバルなクリエイティブ・エージェンシーである英国のウィーアーソーシャル(We Are Social)とソー...
 今から37年前の1988年3月14日、チュオンサ諸島(英名:スプラトリー諸島、中国名:南沙諸島)海戦でベト...
 給与未払いを不服とした教員らによるストライキを受けて休校となったアメリカン・インターナショナルス...
 日本全国に「イオンシネマ」96劇場を運営するイオンエンターテイメント株式会社(東京都港区)は13日、ベ...
 地場大手自動車メーカーであるタインコングループ(Thanh Cong Group)は26日、東北部地方クアンニン省ハ...
 日本の厚生労働省が発表した第114回看護師国家試験結果によると、経済連携協定(EPA)に基づき日本が受け...
 日本の厚生労働省が発表した第37回介護福祉士国家試験結果によると、経済連携協定(EPA)に基づき日本が...
 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、飛行中
 FLCグループ[FLC](FLC Group)と、
 ホンラー港湾(Hon La Port)はこのほど、北中部地方クアンビン省クアンチャック郡クアンドン村(xa Quang...
 2024年にベトナムとカンボジアでH5N1型の鳥インフルエンザが流行したことにより、人・動物・環境などの...
 ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は5月から、ハノイ市とインドのバン
トップページに戻る