- ベトナム人受験者64人、合格率46.9%
- 全体の合格者5万6906人、合格率90.1%
- EPA全体の合格率18.6%、ベトナム最多
日本の厚生労働省が発表した第114回看護師国家試験結果によると、経済連携協定(EPA)に基づき日本が受け入れた看護師候補生の中から、ベトナム人30人が新たに看護師国家試験に合格した。
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これにより、初年の2015年から2025年までのベトナム人の累計合格者数は224人となった。
今年のベトナム人の受験者数は第8陣(2021年度)が8人、第9陣(2022年度)が11人、第10陣(2023年度)が20人、第11陣(2024年度)が13人、その他(帰国者を含む)が12人の計64人。
ベトナム人の合格者数は第8陣が5人(合格率62.5%)、第9陣が8人(同72.7%)、第10陣が9人(同45.0%)、第11陣が8人(同61.5%)、その他(帰国者を含む)が0人(同0.0%)となり、ベトナム人の合格率は46.9%となっている。
2015年には、ベトナム人看護師候補第1期生として受験した20人のうち1人が合格を果たし、日本で初のベトナム人看護師が誕生した。2016年に14人、2017年に15人、2018年に18人、2019年に23人、2020年に18人、2021年に28人、2022年に24人、2023年に42人、2024年に11人が新たに合格している。
第114回看護師国家試験の全体の受験者数は6万3131人、合格者数は5万6906人で、合格率は90.1%だった。
EPA(ベトナム、フィリピン、インドネシア)全体の受験者数は285人、合格者数は53人、合格率は18.6%。合格者を国籍別に見ると、ベトナムが30人、フィリピンが13人、インドネシアが10人となっている。
なお、日本と同3か国のEPAでは、看護師・介護福祉士国家資格の取得を目的として看護師候補者は最大3年間、介護福祉士候補者は最大4年間の日本入国・滞在を認めている。ベトナムについては2014年度から候補者の受け入れを行っている。