- 機内持ち込み手荷物として持ち込み
- 手荷物から取り出し目の届く場所に置く
- バッテリーが原因の航空機火災受け対策
格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、飛行中の機内でのモバイルバッテリー(予備バッテリー)の使用と充電を禁止した。
![]() (C) Vietjet Air |
これは、ベトナム民間航空局(CAAV)が2月26日付けで公布した、航空安全確保のためのリチウム電池を含む物品の管理に関する指示第1027号/CT-CHKに基づくもの。
モバイルバッテリーを預け入れ荷物(受託手荷物)として預けることはできない。モバイルバッテリーは機内持ち込み手荷物として持ち込むこととし、機内ではモバイルバッテリーを手荷物から取り出し、自分の目の届く場所に置かなければならない。
飛行中は、モバイルバッテリーを充電したり、モバイルバッテリーを使用して電子機器を充電したりすることも禁止となる。
これは、1月に韓国の航空会社が運航する航空機で、機内に持ち込まれたモバイルバッテリーが原因とみられる火災が発生したことを受けたもの。このところ、各国の航空会社が同様に機内でのモバイルバッテリーの使用・充電を禁止すると発表している。ベトナム国内では、ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)が同様の対応を発表している。