ハノイ市ノイバイ国際空港で3月末、格安航空ベトジェットエア(Vietjet Air)ハノイ発バンコク(タイ)行きVJ901便のベトナム人男性客が、出国手続き時に「バンコクを爆破する」と発言し、当局から罰金400万VND(約1万9600円)の処分を受けていたことがメディアの報道で明らかになった。
処分を受けたのは、フリーランスのダオ・ホン・ロンさん(20歳)。「バンコクへの渡航目的は?」という出国審査の担当職員の質問に対し、ロンさんは冗談交じりに「爆破するため」と回答した。
ロンさんは、「考えが足りず軽率な発言をしてしまった」と認めたが、当局は民間航空分野の行政処罰政令で規定されている「爆弾や爆発物などに関する誤った情報を流し通常の運航に支障をきたす行為」に当たるとして、処分を決定した。