東北部クアンニン省在住の13歳の少女Hさんはこのほど、ハノイ市のベトドク(越独)病院で肥大した陰核(クリトリス)の形成手術を受け、手術は無事に成功した。Hさんは陰核肥大を誰にも相談できずに悩んでいたため、母親も知らなかった。10日付ダットベト紙(電子版)が報じた。
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Hさんは最近転んで頭を負傷して意識不明に陥り、病院で手術を受けた。排尿の世話をした看護師らが男性器のような形状に肥大した陰核に気が付き、Hさんに受診を勧め今回の形成手術に至った。手術を担当したチャン・ゴック・ビック医師は、Hさんには子宮や卵巣があり、手術後は普通の女性と同じように子供を生むことができるとしている。
母親によると、Hさんは4年ほど前から裸を見られるのを嫌がるようになり、何故かと尋ねると「もう大きいんだから見ないで」と答えたという。母親は、「幼児の頃に陰核が少し大きいことに気が付いていましたが、太っているためだろうと思っていました。性別に影響が出るとは思っていませんでした」と話している。