中国と国境を接する北部ランソン省で、寒さに耐えかねた男性2人が室内に石炭ストーブを持ち込んで就寝したため、一酸化炭素中毒死する事件が起きた。
この2人は同省バンラン郡在住のハー・トゥアン・アインさん(24歳)とホアン・バウ・ハンさん(20歳)で、共にランソン市内で電気工として働いていた。2人は1月26日夜、集合住宅3階の自室に石炭ストーブを運び入れ換気をしない状態で使用したため、睡眠中に一酸化炭素中毒で死亡したとみられる。冬の寒さが厳しいランソン省では、毎年同様の事件が起き、死亡者が出ているという。