ホーチミン市で11日から12日にかけて、学術会とベトナム弁護士協会の共催で、第2回南シナ海問題国際会議が開催された。会議にはアセアン諸国・中国・オーストラリア・カナダ・インド・日本・韓国・アメリカ、欧州連合(EU)の学者70人と、在ベトナムの各国外交官などが参加した。12日付サイゴンザイフォン紙(電子版)が報じた。
会議では、南シナ海の領海を巡る問題が関係国の安全保障へ及ぼす影響、平和的な問題解決などについて討議された。この中で、専門家からは南シナ海行動宣言(DOC)に基づいて各国間で情報を共有し、拘束力の高い南シナ海行動規則を策定する必要性が指摘された。