- ベトナム北部で初の物流施設を開所
- 敷地面積7万m2、延床面積3.9万m2
- 大和ハウス工業とWHAが共同出資

大和ハウス工業株式会社(大阪府大阪市)は2日27日、北部紅河デルタ地方フンイエン省のミンクアン工業団地内で開発したマルチテナント型物流施設「DPLベトナムミンクアン(DPL Vietnam Minh Quang)」の開所式を行った。
![]() (C) 大和ハウス工業 |
同施設は、大和ハウス工業とタイで物流施設や工場の開発などを展開する最大手のWHAコーポレーション(WHA Corporation)が共同出資するDH WHAロジスティクスプロパティミンクアンベトナム(DH WHA Logistics Property Minh Quang Vietnam)を通じて開発したもの。
同施設は大和ハウス工業にとって、ベトナム北部で初めて開発したマルチテナント型物流施設で、2024年3月1日に着工、2024年12月26日に竣工した。
同施設は平屋建て、敷地面積7万0109.20m2、建築面積4万2330.33m2、延床面積3万8871.99m2、賃貸面積3万7548.59m2で、最大10テナント(1区画約2800m2~)が入居可能となっている。
大和ハウス工業は、2016年よりタイでWHAとの協業を開始し、物流施設開発をはじめ、商業施設など計5プロジェクト・12棟の施設開発を手掛けたほか、物流施設の運営・管理・賃貸事業で協業している。同社は今後もWHAとの連携を強化し、ASEANにおけるさらなる事業拡大を目指す。