日本板硝子株式会社(東京都港区)は10日、昨年5月23日に発表したベトナムでのタッチパネル等用途向け超薄型ガラス(UFF)用フロート窯の増設(2013年稼動)を延期すると発表した。新たなスケジュールについては、今後策定する予定。
該当市場の需要と同社の供給体制の見直しを広く行った結果、同フロート窯増設計画の実施延期を決定。当面はグループの既存設備によって、需要に応えられると判断した。
なお、同社が同時期に発表したベトナムにおける太陽電池基板ガラス用フロート窯建設計画については、昨年12月15日に延期を発表している。