タイの首都バンコクで4日、「ミス・グランド・インターナショナル2021(Miss Grand International 2021)」の決勝大会が開催され、ベトナム代表のグエン・トゥック・トゥイ・ティエンさん(23歳、ホーチミン市出身)がベトナム人として初めてミスの栄冠を勝ち取った。
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決勝大会には世界各国・地域から70人の美女が出場し、ビキニやイブニングドレス姿、質疑応答などでトップの座を競い合った。
ティエンさんは身長171cm、スリーサイズは82-61-91cm。2018年の「ミス・ベトナム」でもトップ5にランクインしたミスコンのベテランで、決勝大会では完璧なキャットウォークを披露した。英語で質疑応答に臨み、容姿や自信に満ちた振る舞い、賢明な応対が審査員に好感を与えた。
2位はエクアドル代表、3位はブラジル代表だった。
ティエンさんは2016年、ホーチミン市人文社会科学大学のフランス文学部に入学したが後に休学し、2019年からはホアセン大学の国際ホテル・レストラン管理プログラムで学業を継続している。
外国語能力と仕事に対する前向きな姿勢が彼女の強みだ。英語を流暢に話す一方、世界大会の2か月前からホスト国のタイ語を勉強し、現地メディアのインタビューにも応じるなど、その努力と心構えが現地メディアや審査員にも評価された。