- 9月に請負主選定、12月に着工の見通し
- 第1期の土地収用の完了率99.83%に
- 既存技術インフラ移転は7~9月中に完了

ホーチミン市交通公共事業局はこのほど、同市人民委員会に対して、同市都市鉄道(メトロ)の実施計画草案を送付した。メトロ2号線の第1期(ベンタイン~タムルオン間)については、年内の着工を目指す。
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同案によると、今年半ばに同プロジェクトの調査、基本設計(FEED)、実業化調査(FS)報告書の作成を完了する計画だ。9月にFS承認後に請負主の選定を行い、12月には着工する見通しとなっている。
ホーチミン市メトロ管理委員会(MAUR)によると、メトロ2号線の第1期の土地収用の完了率は99.83%に達した。残る問題は3区の警察署の土地収用で、3月末までに完了する予定だ。既存技術インフラ移転は7~9月中に完了する見込みとなっている。
メトロ2号線の第1期は全長11km超、うち地下区間が9.2kmで、地下駅9か所、高架駅1か所を設置する。投資総額は47兆9000億VND(約2770億円)の見込みだ。