- タンロン工業団地訪問
- キヤノン・ベトナム工場視察
- タンロン工業団地進出企業と車座対話
ベトナムを訪問している石破茂内閣総理大臣は現地時間27日午後2時40分から約1時間にわたり、タンロン工業団地を訪問し、同工業団地内のキヤノン・ベトナム(Canon Vietnam)の工場視察及び進出企業の代表者との車座対話を行った。
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石破首相は、ベトナムに進出する日系製造業の現状と課題に関する車座対話で、日本とベトナムが良好な関係を構築できているのは、タンロン工業団地に進出する企業をはじめとする日本企業の長年の努力の賜物だとして、これに敬意を表した。また、国際経済環境の不透明性の増大が与えるベトナムのビジネスへの影響について、出席者の率直な意見に耳を傾けた。
タンロン工業団地の視察と車座対話には石破佳子総理夫人も同行した。夫人は同日、ハノイ市のベトナム女性博物館を訪れ、ベトナムにおける女性の活躍の歴史や特色豊かな民族衣装・装飾品に関する展示などを視察した。また、ベトナム女性連合会のグエン・ティ・トゥエン会長から、ベトナムにおける女性の地位向上や社会的弱者への支援の取り組みについて説明を受けた。
夫人は、書記長夫人のゴ・フオン・リー氏とも懇談し、それぞれの国の伝統文化などについて話し、親睦を深めた。また、両夫人は共にベトナムの伝統的なお菓子作りを体験した。