- 製品戦略と市場の位置付けを調整
- 「VF 6S」は「VF 6 Eco」に名称変更
- 「ネリオ・グリーン」、旅客輸送専用扱い
地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(VinFast)は、製品戦略と市場の位置付けを調整すべく、一連のEVの名称を変更すると発表した。
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詳細は以下の通り。
◇「VF 6S」→「VF 6 Eco」
◇「VF 7S」→ 「VF 7 Eco」
◇「VF 8S Lux」→「VF 8 Eco」
◇「VF 8 Lux Plus」→「VF 8 Plus」
◇「VF e34」→「Nerio Green」
このうち、クロスオーバースポーツ用多目的車(SUV)「ネリオ・グリーン(Nerio Green)」は、家庭用や旅客輸送用など多目的に利用できるEVだが、ビンファストは旅客輸送専用のEVとして扱う方針だ。
また、ビンファスト製のEV・電動バイクのレンタカー・タクシー会社であるグリーン・スマート・モビリティ(GSM)は、3種類の主要輸送サービスを標準化する計画を明らかにした。主要輸送サービス3種類は以下の通り。
◇エコノミー:ミニグリーン(Mini Green)の製品ラインを起用。
◇スタンダード:4人乗りのヒーローグリーン(Hero Green)の製品ラインを起用。
◇プレミアム:5人乗りのネオグリーン(Neo Green)と7人乗りのリモグリーン(Limo Green)の製品ラインを起用。
ビンファストは、特定の利用ニーズを満たすべく車両の各モデルを最適化する動きがみられる。なお、名称は変わるが、販売価格は変わらない。