- サイゴン動物園でカピバラ一家デビュー
- カピバラ4頭との触れ合いイベントも
- 初日は当選した20人がイベント参加
ホーチミン市1区のサイゴン動植物園は、2025年の到来を祝って、園の新しい仲間「カピバラ一家」を1月3日にお披露目した。カピバラ4頭は正月を祝う言葉(Phu Quy Cat Tuong)にあやかって、それぞれ「フー」、「クイ」、「カット」、「トゥオン」と名付けられた。
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3日は抽選で当選した20人がカピバラ一家との触れ合いイベントに参加。カピバラは人懐っこい性格をしており、どんな動物とも仲良くなれることから、「動物界の外交官」と呼ばれている。人間に対する警戒心を持つことも稀で、触れ合いやすい動物。
カピバラは、ネズミ目カピバラ科のネズミの仲間で、世界最大のげっ歯類。草食で、群れで行動することが多い。体長は1~1.3mで、体重は最大68kgにもなる。近年は、若者や子供たちの間で、カピバラのぬいぐるみやグッズが大人気となっており、トレンドと化している。
サイゴン動植物園でデビューした4頭のカピバラだが、まだ人間に慣れていないため、現在はガラス越しに、その愛くるしい姿を眺める訪問者が多い。園は1月9日までに、カピバラたちと直接触れ合うことができる人数を増やしていく方針。