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- 他の湖より深く水温が低いことが特徴
- フォンニャ・ケバン国立公園の一部
- 最近、約1km離れた場所でも別の湖を発見
北中部地方クアンビン省のトゥン(Thung)洞窟内で、新たに神秘的な湖が発見された。湖の深さが深いことや、トゥン洞窟内の他の湖と比べ水温が低いことが特徴だ。
トゥン洞窟は、世界自然遺産フォンニャ・ケバン国立公園で最も自然のままの場所にあるフントーン(Hung Thoong)洞窟系に属している。
同省で観光事業を営むジャングルボス(Jungle Boss)の代表レ・ルウ・ズン氏によると、新発見の湖は面積10m2ほどと小さいわりに深さは18m近くあり、この大きさの湖としては驚くべき深さだという。周囲は泥に囲まれ、水は透明で動きがなく、水位は安定している。
管理当局はこれらの特徴から、この湖は地下で湖群とつながっていて、トゥン洞窟の底に非常に大きな洞窟が開いている可能性があるとの見方を示している。
トゥン洞窟ではこの湖から約1km離れた場所で、別の神秘的な湖が発見されたばかりだ。鍾乳石に囲まれた約100m2の湖で洞窟内の川より約15m高い位置にあり、「ぶら下がっている」ように見えることが特徴となっている。