(C) ザ・ヴィエタージ・バイ・アナンタラ 写真の拡大. |
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- ダナン~クイニョン間に次いで2両目
- バーやスパも併設、アフタヌーンティーも
- 片道1人420USD、25年1月より450USDに
南中部沿岸地方カインホア省ニャチャン市と同ビンディン省クイニョン市の区間で15日、完全予約制の12座席専用のラグジュアリーな特別仕様客車が運行を開始した。
これは、ザ・ヴィエタージ・バイ・アナンタラ(The Vietage by Anantara)が運行するもので、南北統一鉄道の列車に連結して走行する。2020年7月に運行を開始したダナン(南中部沿岸地方ダナン市)~クイニョン間に次いで2両目のラグジュアリー客車となる。
車両は2席を配したプライベートブースが6ブースの12席のみで、インドシナからのインスピレーションを映した、洗練されたモダンなインテリアデザインとなっている。バーやスパも併設しているほか、車内でアフタヌーンティーを楽しむこともできる。
料金は、片道1人420USD(約6万5500円、税・サービス料込)。料金にはアフタヌーンティーとヘッド&ショルダートリートメント15分、フリーフロードリンク(ワイン、カクテル、ビール、モクテル、ソフトドリンク、地元産の紅茶とコーヒー)が含まれる。なお、料金は2025年1月より450USD(約7万円)に変更となる。
運行スケジュールは、13時59分ニャチャン駅発、18時29分ジエウチー(Dieu Tri)駅(クイニョン市の最寄り駅)着。列車はその後も北上して走行し、午前0時36分にダナン駅に到着する。
もう1両の既存のダナン~クイニョン間は、午前8時にダナン駅を出発し、14時03分にジエウチー駅に到着する。その後、南下して走行し、18時36分にニャチャン駅に到着する。