(C) 大宇建設 |
- 新メディアパーク「アイスジャングル」
- AR・VR・XR技術で氷や雪を体験
- バーチャルと現実が融合した新体験
韓国の大手建設会社である大宇建設(Daewoo Engineering & Construction=Daewoo E&C)はこのほど、南部メコンデルタ地方キエンザン省フーコック市(島)で、デジタルテーマパーク「アイスジャングル(Ice Jungle)」を開業した。
「アイスジャングル」は1万3000m2の敷地内で、拡張現実(AR)、仮想現実(VR)、クロスリアリティ(XR)などの技術で再現した氷や雪のコンテンツを夜間に体験できる通り「ナイトウォーク」からなる。これにより、自然や環境を損なうことなく楽しむことが可能だ。
「ナイトウォーク」は、2つの「メディアゾーン」で構成される。いずれもプロジェクションマッピングを活用したホログラムスクリーン、インタラクティブシステム、イルミネーションなどで演出している。ここに、雪を降らせ、氷の結晶を作る能力を持つホッキョクグマのキャラクター「ムアドン(ベトナム語で「冬」の意)」にまつわるストーリーが連動。来場者は、童話の中にいるかのような体験ができる。
同施設のチョ・ナムイル所長は「アイスジャングル」について、「キャラクターとメディアアートが連動し、バーチャルと現実が融合した、新たな体験に夢中になれる施設」と語った。
また大宇建設は「雪が珍しい東南アジアの人々にとって、新鮮な感覚を提供する場になるだろう」と述べている。