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- ハノイの観光地、入場料改訂
- 文廟・國子監など主要施設対象
- 特定日は入場料無料に設定
ハノイ市人民評議会はこのほど、市内の名勝・景勝、遺跡、文化施設の入場料について規定した決議の改正を賛成多数で採択した。
主要施設の入場料は以下のように改定され、市人民評議会の決議と市人民委員会の決定の発効後に適用される。
◇文廟・國子監:7万VND(約420円) ※現行3万VND(約180円)
◇ホアンキエム湖の玉山祠:5万VND(約300円) ※現行3万VND(約180円)
◇ホアロー収容所:5万VND(約300円) ※現行3万VND(約180円)
◇タンロン城王宮跡(タンロン遺跡):10万VND(約600円) ※現行3万VND(約180円)
◇コーロア城遺跡:3万VND(約180円) ※現行1万VND(約60円)
◇フオン寺(香寺):12万VND(約720円) ※現行7万8000VND(約470円)
料金の使用・管理面では、◇文廟・國子監、◇ホアロー収容所、◇タンロン城王宮跡(タンロン遺跡)、◇コーロア城遺跡については、料金を徴収する施設が90%を保持し、10%を国家予算に納付することとなっているのに対し、フオン寺(香寺)は85%を国家予算に納付し、残り15%を料金を徴収する施設が保持できることとなっている。
改正決議では、11月23日の「ベトナム文化遺産の日」にはすべての遺跡について、また玉山祠では旧暦毎月1日などに、フオン寺では旧暦大晦日から1月2日までと旧暦4月15日のウェーサーカ祭(釈迦誕生日)などに、入場料を無料とする日も規定されている。