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ホーチミン市1区トンドゥックタン(Ton Duc Thang)通り沿いにあるバクダン船着場の第2埠頭の利用許可証の期限が2022年12月31日に切れたことを理由に、グリーンラインズDP社(GreenlinesDP)が同船着場での高速船の運航の終了を求められた件で、同市人民委員会のファン・バン・マイ主席は12日夕方に開かれた会合で期限の延長に同意した。
これに先立ち期限延長の提案は市に却下されたが、交通運輸局は会合で改めて提案し同意を得た。同局によると、延長期間は最大1年になる見通し。これに伴い、関連機関は同社に高速船の運航に適した他の埠頭の利用を許可し、同社は新たなロケーションに船舶などの設備を移転しなければならない。
同社はこれまで、バクダン船着場の第2埠頭を利用して、ホーチミン市中心部から同市カンゾー郡、東南部地方バリア・ブンタウ省ブンタウ市までを結ぶ高速船を運航してきた。1日当たりの利用者数は400~1200人で、祝日などのピーク時には3000人に上る。