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世界経済フォーラム(WEF)が発表した「2021年版旅行・観光開発指数(The Travel & Tourism Development Index 2021)」のランキングで、ベトナムは前回2019年の世界140か国・地域中60位から順位を8つ上げて、世界117か国・地域中52位となり、上昇幅でトップ3に入った。日本は2019年から1ランク上昇し首位となった。
同ランキングは、◇可能とする環境、◇旅行・観光に関する政策と可能にする諸条件、◇インフラストラクチャー、◇自然・文化資源、◇旅行・観光の持続可能性の5分野の17項目を指数化したもので、数値が高いほど魅力的であることを示す。2008年から2年ごとに発表されている。
東南アジア各国の順位は、◇シンガポール:9位(前回9位)、◇インドネシア:32位(同44位)、◇タイ:36位(同35位)、◇マレーシア:38位(同29位)、◇ベトナム:52位(同60位)、◇フィリピン:75位(同73位)、◇カンボジア:79位(同82位)、◇ラオス:93位(同94位)となっている。
同ランキングのトップ10は以下の通り(カッコ内は前回2019年の順位)。
◇1位:日本(2位)
◇2位:米国(1位)
◇3位:スペイン(5位)
◇4位:フランス(6位)
◇5位:ドイツ(4位)
◇6位:スイス(7位)
◇7位:オーストラリア(8位)
◇8位:英国(3位)
◇9位:シンガポール(9位)
◇10位:イタリア(12位)