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交通運輸省はこのほど、同省がバンブー航空(Bamboo Airways)をベトナム~米国間定期便を運航する航空会社に指定したことについて米国側に外交文書を送付するよう外務省に要請した。
バンブー航空は地場不動産デベロッパー大手FLCグループ[FLC](FLC Group)傘下の新興航空会社。
交通運輸省によると、両国が越米間の航空協定に従い自己判断で両国間の航空便を運航する航空会社を指定することが可能だという。これ以前には、ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)も越米間定期便を運航するベトナム側の航空会社として指定されている。
なお、バンブー航空は越米間の定期便運航に向けた準備として、以下の技術的条件をクリアしている。
◇ボーイングB787-9型機の確保
◇米国行き路線の飛行ルートの確保
◇パイロット・技術者・ディスパッチャーの専門能力認定取得
バンブー航空はこれに先立ち、両国間の不定期便を運航するベトナム側の航空会社に指定されており、9月23日と24日にハノイ~サンフランシスコ間の不定期便(往復)を運航した。