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仏アコーホテルズ(AccorHotels)はこのほど、南中部沿岸地方クアンナム省ホイアン市に「グランド・メルキュール(Grand Mercure)」ブランドの5つ星ホテルリゾートを開業する計画を明らかにした。
ホテルリゾートは、ホイアン市の遺跡群とアンバンビーチ(An Bang Beach)の間に位置する。アコーは世界各国で数多くのブランドホテルを展開しているが、その中でも「グランド・メルキュール」は、その国や地域の文化を色濃く打ち出すのが特徴のブランド。
ベトナム国内には現在、◇南中部沿岸地方ダナン市、◇同ビントゥアン省ファンティエット市、◇同フーイエン省、◇ハノイ市に「グランド・メルキュール」のブランドホテルがあり、これに新たにホイアン市が加わることとなった。
「グランド・メルキュール・ホイアン」は規模が7ha。ヴィラ118軒とホテル(785室)を建設。この他、インフィニティプール、会議室、スパ、レストラン、スカイバーなどを併設する。
なお、アコーがベトナム市場に進出したのは20年以上前で、最初に開業したブランドホテルは「メトロポール」。同ホテルは観光総局に5つ星として認められた最初のホテルとなった。現在はベトナム国内で、◇ソフィテル、◇Mギャラリー、◇プルマン、◇ノボテル、◇グランド・メルキュール、◇イビスなど複数のブランドを展開中。