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ホーチミン市人民委員会は、同市1区にあるベンタイン市場と3区の南部女性博物館(202 Vo Thi Sau, phuong 7, quan 3, TP. Ho Chi Minh)を同市の新たな観光名所に認定した。
認定に伴い、同市人民委員会は同市の文化スポーツ局、観光局、計画投資局、資源環境局、建設局、交通警察、1区及び3区の人民委員会にベンタイン市場と南部女性博物館の観光開発と管理を委任した。
ベンタイン市場は1912年~1914年3月末にかけて建造され、今日に至るまで100年以上の歴史を持つ。売買の場所としてのみならず歴史的、文化的にも評価される同市のシンボルとなっており、地元民から国内外の旅行者が買い物や観光に訪れる。
南部女性博物館の前身は南部女性伝統館で、1985年4月29日に竣工した。代々受け継がれたベトナム人女性たちの愛国心や伝統を保存し現代の人々に伝えようと、当時の女性たちの強い意志のもと建設された建造物だ。現在では多くの旅行者が訪れる観光スポットとなっている。
また1994年以降、博物館は他国との抗戦において南部女性が貢献した証となる資料の収集に加えて、民族文化遺産として価値がある南部女性の工芸品の収集に重点を置いてきた。このほか、祭りや信仰、コミュニティの文化活動に関連する無形文化遺物に関する資料も多く保存され、国家の文化遺産の保存と活用に寄与している。