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世界各国に高級ホテルやリゾート、スパを展開するシックスセンシズ・ホテル・リゾート・スパ(Six Senses Hotels Resorts Spas)が東南部地方バリア・ブンタウ省ブンタウ市と同省コンダオ島で運営するシックスセンシズ・コンダオ(Six Senses Con Dao)は4日、ホーチミン~コンダオ間の小型ジェット機運航サービスを発表した。
機材は小型ジェット機のビーチクラフト・キングエア350(Beechcraft King Air:定員8人)とエンブラエル・レガシー600(Embraer Legacy 600:定員13人)を使用する。ホーチミン市のほか、今後はハノイ市や飛行時間が最長8時間圏内のアジア太平洋諸国とコンダオ島を結ぶ直行便の就航を目指す。いずれも運航は国防省傘下ベトスター航空(Vietstar Airlines)が行う。
乗客は個別にチェックインと保安検査に進み、機体まで案内される。機内ではフラットに近い座席リクライニング、飲食メニューの選択、ハイテク技術を応用したエンターテインメント、ミニバー、ハンガーラック、機内衛星通信サービスが利用でき、快適に過ごせるという。
シックスセンシズ・ホテル・リゾート・スパは、世界14か国に18のホテルと37のスパを展開しているほか、17のリゾート案件がオープンを控えている。なお同社はインターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(IHG)が2019年2月に買収し、同グループ傘下となった。
シックスセンシズ・コンダオは5つ星の自然派ラグジュアリーリゾートとして2010年12月にオープンして以来、根強い人気を博している。客室はビーチの全長1.6km区間にオーシャンビューの寝室3部屋からなる高級ビラ50戸が並ぶ。同リゾートは国内で唯一ウミガメの保護を実施しているリゾートで、利用客はありのままの自然の中でウミガメの赤ちゃんが海へ帰っていく姿を目にすることができる。