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ホーチミン市5区人民委員会はこのほど、中華系の人々が集まる同市の中華街「チョロン地区」のグルメを売り込む観光促進プロジェクト「チョロン・フード・ストーリー(Cho Lon Food Story)」を発表した。
5区、6区、8区、11区に跨るチョロン地区はベトナム最大の中華街。中でも5区が中心となっており、18世紀から栄えている。このエリアでは庶民的な屋台から高級レストランに至るまで、美味しい中華料理を楽しむことができる。
同事業では、シンガポールを本拠地として東南アジア地域でタクシー配車・予約サービスを展開するグラブ(Grab)のフードデリバリーサービス「グラブフード(GrabFood)」と、旅行コンサルティングに特化するアウトボックス・コンサルティング(Outbox Consulting)と提携して、チョロンのグルメを売り込んでいく。
同事業では主に、チョロンのグルメに関する写真集、動画、壁画、フェスティバルの4つの活動を展開する。その一環として、市民と美食家にアンケートを実施してチョロンの代表的な料理10種類を選定する。
同事業は、国内外の観光客をチョロン地区に誘致し、地区内の飲食業者の売上高増につなげることを目標に掲げている。