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ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は10日、ベトナムで初となる機内Wi-Fiサービスの提供を開始する。
これにより、同社がエアバスA350型機で運航するハノイ~ホーチミン線およびハノイ~上海/大阪線、ホーチミン~大阪/シンガポール線の一部の機内で、インターネットが利用できるようになる。
機内Wi-Fiサービスの利用料金は2.95~29.95USD(約320~3230円)となり、時間制または容量制のいずれかを選択できる。料金は利用登録後にクレジットカードで支払う。また、複数のデバイスで同時にWi-Fiを利用することはできない。
機内Wi-Fiサービスの提供開始に伴い、10月から12月末までの対象フライトに搭乗した乗客は、30分間のみ無料で同サービスを利用することができる。
同社は今後、エアバスA350型機で運航する他の路線や、ボーイングB787型機で運航する路線にも機内Wi-Fiサービスを拡大し、回線の速度の向上にも努めていく。
機内Wi-Fiサービスの導入は、英国航空サービスリサーチ会社スカイトラックス(Skytrax)による5つ星エアラインの認定取得およびデジタル・エアラインの実現を目指す同社にとって、重要な一歩となる。