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南中部沿岸地方ダナン市で1日、アジア最大規模の花火大会「ダナン国際花火大会2019(DIFF 2019)」が開幕した。7月6日までの開催期間中、5日間にわたり花火が打ち上げられる。今年も観光不動産開発のサングループ(Sungroup)が主催している。
10回目を迎える今回のテーマは「物語る川」。大会にはベトナムのほか、ロシア、ブラジル、ベルギー、フィンランド、イタリア、英国、中国の8チームが参加する。芸術、音楽、照明、ステージから成るイベントとなり、ストリートフェスティバルや全国の学生・生徒向けのフラッシュモブコンテストなど様々な催しが同時開催される。
初日はベトナムとロシアのチームが「起源(Coi nguon)」をテーマに花火を打ち上げた。同市人民委員会のフイン・ドゥック・ト主席は開幕式で、「ダナン国際花火大会は文化スポーツ観光省が選ぶイベントトップ10の1つに認められ、日増しに市民や観光客から注目を集めている。10回目を迎えた今年も素晴らしい花火や関連イベントで、華やかなダナン市の夏を皆さんにお届けすることを約束する」とコメントした。
ダナン国際花火大会は2008年に初めて開催され、第1回の成功を受けてグエン・タン・ズン前首相が毎年開催することに同意したが、2013年からは隔年での開催となっていた。2017年からは再び毎年の開催となり、開催期間もこれまでの2日間から1~2か月間(うち花火の打ち上げは5日間)に延長された。
DIFF 2019の詳細は公式ウェブサイトを参照。