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メコンデルタ地方の特産品であるザボン(ブオイザーサイン=buoi da xanh)およびホアロックマンゴー(xoai cat Hoa Loc)が、2月1日から15日にかけてベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)の機内食のデザートとして提供される。
提供の対象となるのは、国内線のハノイ~ホーチミン線およびハノイ市とホーチミン市を出発する国際線のビジネスクラス。
ブオイザーサインとホアロックマンゴーはいずれもベトナム安全農産物基準(Vietnamese Goods Agricultural Practices=VietGAP)を満たしているほか、品質を確保するため、同社は収穫から乗客への提供までの間にも厳しい選別や検査、監視の手続きを踏んでいる。
ベトナム航空が地域の特産品を機内で提供するのはブオイザーサインとホアロックマンゴーが4種類目および5種類目となる。これに先立ち、2018年6月に東北部地方バクザン省ルックガン郡産のライチ、8月に紅河デルタ地方フンイエン省産のリュウガン、12月には西北部地方ホアビン省カオフォン郡産のオレンジを機内食のデザートとして提供した。
ベトナム航空は2018年、有名シェフであるルーク・グエン氏をグローバル・キュイジーヌ・アンバサダーに迎え、機内食の更なる向上に向けた取り組みをスタートした。各地域の季節ごとの特産品を機内食に取り入れるのも同氏のアイデアによるもので、ベトナム航空の機内食の多様化に寄与している。