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東北部地方クアンニン省コト郡人民委員会は、ベトナム最北端の離島として知られるコト島(Co To)を地方の観光区に認定した。これにより、ベトナムに合法的に滞在する外国人観光客は、従来のように入域許可申請を行わなくてもコト島を訪れることができるようになった。
政府が2015年9月3日に公布した政令第71号/2015/ND-CPにより、これまではパスポートや査証(ビザ)を取得し合法的に入国した外国人でも、コト島などの国境地域を訪れる際に入域許可書を申請する必要があった。ただし、地方の観光区に認定された場所を訪れる場合は手続きが不要となっている。
今回の規定緩和により、コト島を訪れる外国人観光客の誘致や同島の経済発展の後押しに繋がるものと期待されている。