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日本の外務省は2月15日から、ベトナムとインドの国民に対する短期滞在数次査証(マルチビザ)の緩和措置を開始する。
具体的には、商用目的の者または文化人・知識人に発給している短期滞在数次ビザの発給対象者の範囲を拡大するほか、有効期間を現行の最長5年から最長10年に延長する。日本が有効期間10年の数次ビザを発給するのは、今回が初めて。
この数次ビザは、1回目の訪日では商用や学術交流などの目的に限られるが、2回目以降は観光や親族・知人訪問目的でも使用できる。
今回の数次ビザ緩和措置により、ベトナム及びインドとのビジネス面での利便性の向上、リピーターの増加など、人的交流の更なる発展が期待される。