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ホーチミン市タンソンニャット国際空港は、テト(旧正月)期の需要増加に合わせて、国際線の搭乗手続きにタブレット端末8台を導入する。タブレット端末は、空港利用者がウェブチェックインやモバイルチェックインに使えるよう国際線ターミナルのチェックインカウンターに備え付ける。
これにより、利用者は事前にウェブチェックインを済ませていなくても、空港備え付けのタブレット端末から手続きを行うことができるようになる。また、チェックインカウンターの負担を軽減し、利用者の搭乗手続きの待ち時間の短縮にも繋がると期待されている。
同空港によると、2016年のテト休暇は2月6日(土)から14日(日)までの9連休となるため、同時期に航空便の利用者数が大幅に増加すると予想される。ピーク時の航空便数は前年同期比+15%増の720便、利用者数は同+10%増の9万9700人に上る見込みだ。
なお、同空港では2015年11月より、国際線旅客ターミナルの機内持ち込み手荷物検査を一本化した。これにより、出国手続きの前後に別々に受けなければならなかった税関検査とセキュリティ検査が、1か所で同時に受けられるようになった。