(C) vietbao 写真の拡大. |
地場不動産企業のCEOグループ[CEO](CEO Group)は18日、メコンデルタ地方キエンザン省フーコック島で、「ノボテル・フーコック・リゾート(Novotel Phu Quoc Resort)」をオープンした。これは、株式会社久米設計(東京都江東区)のベトナム現地法人、久米デザインアジア(Kume Design Asia=KDA)が設計したもの。
同リゾートは、総面積7.3ha、総客室数400室の5階建てホテルやビラ44棟のほか、レストラン、バー、トレーニングルーム、テニスコート、スパ、プール、会議場なども併設している。同リゾートは世界最大級のホテルチェーン、仏アコーホテルズ(AccorHotels)が運営するもので、同社がベトナムで管理する案件の中で最大規模の客室数を誇る。
CEOは、フーコック島で「ソナシー(Sonasea)」ブランドの各プロジェクトを開発している。同社はリゾート複合施設「ソナシー・ビラ・リゾート」を建設中で、今後もリゾート複合施設「ソナシー・レジデンス」を展開する予定。2015年末時点で、同社は同島に2兆7000億VND(約142億円)を投資し、同島で最大の投資主となっている。
なお、KDAが設計に参加した国内案件として、◇紅河デルタ地方ハイフォン市:ブリヂストンベトナムタイヤ工場(2014年)、◇ハノイ市:テルモベトナム工場2期棟(2013年)、◇同:エコパーク1A-01高層住宅(2013年)、◇ホーチミン市:プルマン・サイゴン・センター(Pullman Saigon Centre、2013年)、◇同:ホテル・ニッコー・サイゴン(Hotel Nikko Saigon、2011年)が挙げられる。