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英国の旅行ガイドブック「ラフガイド」を発行するラフガイド社(Rough Guides)は、「東南アジアの未知の行き先9選」を発表した。その中で、ベトナムから南中部沿岸地方ビンディン省クイニョン市が選ばれた。
これは、東南アジアの中でもまだあまり知られていない新奇な行き先を選出したもの。クイニョン市は、豊富で美味しいシーフードと、チャンパ王国の遺跡をはじめとする美しい景観が評価された。
一時期、チャンパ王国の中心地となっていたビンディン省クイニョン市及びタイソン郡、アンニョン郡、トゥイフオック郡には、14の塔を含む8グループの遺跡が存在している。チャンパ王国の初期の中心地として知られる南中部沿岸地方ダナン市と同クアンナム省とはまた異なるチャンパ王国の文化を垣間見ることができる。
その他に選ばれた行き先は、◇タイ:ターク県ウムパーン郡(トレッキング、ラフティング)、◇カンボジア:クラチエ州(川イルカ)、◇ラオス:チャンパーサック県(世界遺産ワット・プーと関連古代遺産群)、◇ミャンマー:シャン州シッポー町(マーケット)、◇フィリピン:カミギン島(アウトドア)、◇インドネシア:タンジュンプティン国立公園(マカクザル)、◇マレーシア:プルフンティアン島(ブサ島)、◇タイ:アーダン島(タルタオ海洋国立公園)。