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格安航空会社ジェットスターパシフィック(Jetstar Pacific Airways:JPA)はこのほど、同社初となるビジネスクラスを設置したエアバスA321型機を導入した。
新たに導入したエアバスA321型機は、同社の筆頭株主であるベトナム航空(Vietnam Airlines:VNA)から借り受けたもので、全184席のうち16席がビジネスクラス。
これまでにもエアバスA320型機の国内線において、6万ドン(約290円)の追加料金で足元の広い座席にアップグレードできるシステムが採り入れられていたが、6月30日からはエアバスA321型機でも同システムを採り入れる。同キャンペーンは9月15日まで実施され、ビジネスクラスへのアップグレードは座席予約時または搭乗手続き時に選択できる。
同社はベトナム航空に次いでベトナム第2位の規模の航空会社だが、これまで座席は国際線と国内線の全席がエコノミークラスで、ビジネスクラス以上を設けていなかった。今回、夏のハイシーズンに合わせて新機体を導入し、格安のビジネスクラスを販売することで、航空旅客数を3万2000人まで増やす方針だ。
なお、同社は現在ベトナム国内で多数の路線を運航しており、7月10日からは新たにホーチミン~フエ線を就航する予定。