(C) laodong, 炎上した観光船「QN3736号」 写真の拡大 |
4月10日午前10時ごろ、外国人観光客15人を含む乗客17人を乗せた観光船がティエンクン鍾乳洞付近で炎上する事故が発生した。
炎上したのは、クーロン観光有限会社が所有する観光船「QN3736号」で、湾上での1泊のクルーズを終えて、岸に戻る途中だった。
火災は駆けつけた消防船によって昼ごろまでに鎮火が確認された。船体は大きく損傷したものの、沈没は免れた。消火作業に当たった消防隊員によると、ハロン湾は連日、強風が続いていたが、この日は天候が穏やかだったため、スムーズに消火活動を行うことが出来たという。
なお、乗客17人は、近くにいた他の観光船に救助されたため、全員無事だった。当局は現在、出火原因の究明を急いでいる。