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ハノイ市ホアンキエム区近くのタンロン水上人形劇場はこのほど、アジア版ギネスブックの「アジア・ブック・オブ・レコーズ」より、「アジアで最も公演数が多い劇場」として認定された。24日付政府ウェブサイト等が報じた。
タンロン水上人形劇場は1969年の設立以来、ベトナムの伝統芸能である水上人形劇の発展と保存に大きく貢献してきた。同劇場では年中休み無しで公演を行っており、年間公演数は2000回を超える。
全国でも有数の水上人形劇場として知られており、国内だけでなく世界各国から毎年、大勢の旅行者が水上人形劇を鑑賞するため、同劇場を訪れている。
なお、同劇場では9月初めに火災が発生し、建物前方の塔の部分が燃えたが、内部の設備などには被害が出なかった。