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ホーチミン市文化スポーツ観光局はこのほど、国内外からホーチミン市を訪れる観光客が◇インターネット、◇電話、◇観光情報ステーションなどを利用して、観光情報を気軽に入手できるシステムを構築することを同市人民委員会に提案した。12日付サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。
この案は同市の観光情報を一元化し、より充実した観光情報システムとして運用しようとするもの。ウェブサイトや無料電話案内、印刷物などに加え、◇ホーチミン市中央郵便局、◇ラムソン公園(市民劇場前)、◇タンソンニャット空港、◇ベンタイン市場の市内4か所に設置する観光情報ステーションで様々な観光情報を提供する。
プロジェクト総額は約140億ドン(約6340万円)で、6年後の運用開始を目指している。運営費は初年度が24億ドン(約1090万円)の見込みで、4年目以降からは採算が取れる見通しであるという。
同局によると、2013年年初5か月にホーチミン市を訪れた外国人観光客は前年同期比+7%増の160万人、観光収益は同+15%増の約34兆4050億ドン(約1560億円)だった。なお、2013年通年の外国人観光客数は410万人を見込んでいる。
※最終更新:2013年6月19日10:58JST