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ホーチミン市人民委員会はこのほど、市内の観光地における治安維持を強化するとともに、観光客からの苦情や提案などを受け付けるホットラインを設置するよう、同市関連当局に指示した。30日付VNエクスプレスが報じた。
同市文化スポーツ観光局によると、市内では現在、物乞いや行商人が観光客にしつこくつきまとうなどの行為のほか、詐欺や引ったくりなどの犯罪も増加傾向にあり、ホーチミン市の観光イメージが大きく傷ついている。
同局の統計によると、2012年に外国人観光客が「ぼったくり」被害に遭った件数は255件にも上った。また、同市公安局によると、2012年の観光客を狙った犯罪の摘発数は117件で、このうち大半は引ったくりだった。