(C) Saigon Times |
ベトナム空港総公社(ACV)はこのほど、北中部ゲアン省のビン空港及び南中部カインホア省のカムラン空港の改修工事を実施することを明らかにした。サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。
ACVによると、ビン空港については旅客ターミナルを改修し、照明システムや給排水システムを改良する。改修後のターミナルの床面積は1万1706平方メートルとなり、エアバスA320-A321にも対応できるようになるという。また、2022年までにビン空港の旅客処理能力を年間200万人、ピーク時には1000人とすることを目標としている。
カムラン空港については、大型機材に対応するための滑走路改修工事を実施する。政府が承認した計画によると、2020年までに同空港はATR72、エアバスA320、A321、ボーイングB767、B777、B747及びそれに相当する機材に対応できるようにする。また、2020年までに同空港の旅客処理能力を年間550万人、貨物取り扱い能力を年間10万tとし、2030年にはそれぞれ800万人、30万tに増やすことを目指している。
※最終更新:2013年5月3日14:10JST