(C)Air Astana, ボーイングB757型機 写真の拡大 |
カザフスタンの航空会社エアアスタナは1日、カザフスタン南東部の都市アルマトイ~ホーチミン線を就航したと発表した。1日付ベトナムプラスなどが報じた。
運行は週2便(水・金)で、所要時間は、ホーチミン発が約7時間、アルマトイ発が約9時間(バンコクを経由)。機材はボーイングB757型機(ビジネス16席、エコノミー150席)を使用する。往復運賃は税金等含めて590ドル(約5万4000円)。
エアアスタナのピーター・ポスター社長によると、同社はアジア線の拡大を最優先としており、ホーチミン市は魅力的な観光地が数多くあるため、将来ホーチミン市へ向かう観光客が増えると見込んでいるという。アルマトイ~ホーチミン線の予約段階における平均搭乗率はおよそ85%と好調で、将来はハノイ市にも就航したいという意向を明らかにした。
エアアスタナは2002年に営業を開始。株式は51%をカザフスタン政府が所有し、残りの49%をイギリスの防衛航空宇宙企業BAEシステムズが所有。現在14か国に乗り入れている。