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米国ツアーオペレーター協会(USTOA)が実施した「2013年の最も魅力的な新興観光地」調査において、ベトナムは2位にランクインした。27日付ニュージングなどが報じた。
これについてベトナム旅行協会のブー・テー・ビン副会長は、「ベトナムは手付かずの自然が数多くあり、米国人の旅行スタイルにマッチしている。ベトナムの各旅行会社は今後、日本や韓国、中国、ロシアなど従来からの市場だけでなく、米国市場も重視していくべきだ」と述べた。
ベトナム統計総局の報告によると、2012年にベトナムを訪れた外国人入国者数は、前年比9.5%増の680万人。米国の海外旅行者数は年間約4000万人、うち、アジアを訪れる旅行者は年間約500万人を占めるが、ベトナムを訪れる旅行者は約45万人に過ぎないのが現状だという。
なお、前回の同調査でベトナムは1位だったが、今回は民主化の急激に進んでいるミャンマーに首位を奪われた。3位以下は、◇インド、◇ペルー、◇カンボジア、◇ブラジル、◇中国、◇コロンビア、◇コスタリカ、◇エクアドルの順。