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世界自然保護基金(WWF)と東南部ドンナイ省カットティエン国立公園管理委員会は15日、同省タンフー郡タライ村に建てた観光向け高床式住居の落成式を開催した。同案件はWWFが2008年から展開しているベトナムでのエコツーリズム開発案件の一環。15日付サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。
この高床式住居は面積125平方メートル。同省のエコツーリズムのシンボルとして建設され、建設費用はWWFが全額出資した。建設資材は環境保全に配慮し、竹などの木材を使用している。
WWFでは今後、国立公園周辺に住む◇マ族、◇スティエン族、◇タイ族などの少数民族に対するエコツーリズム研修コースを設立を計画しており、現地住民の生活レベル向上に繋げていく方針。