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ホーチミン市文化スポーツ観光局によると、旧正月(テト)のあった1月にホーチミン市と周辺省から海外旅行に出かけた人の数は延べ12万人に上る。このうちタンソンニャット国際空港を利用した人は約8万人で、前年同期に比べ20%増加した。残りの約4万人は東南部タイニン省のモクバイ国境検問所を利用した。31日付サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。
ホーチミン市の各旅行会社によると、テト期の海外旅行料金は平常に比べ5~15%割高だが、旅行客数は前年のテト期に比べ10~30%増加したという。サイゴン観光総公社(サイゴンツーリスト)では、前年比20%増の8000人余りに海外ツアーを販売。リエンバン・トラベリンク観光社でも、海外ツアー客は前年比30%増の2500人に上っている。
なお、2011年に同市と周辺省から海外に出かけた人の数は約200万人で、うち観光目的は90万人と前年より10万人増加した。行き先は韓国、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、中国など周辺のアジア諸国が多い。