国連教育科学文化機関(ユネスコ)の代表団300人と世界30か国の大使が21日、北部ニンビン省のチャンアン生態観光区を訪問した。この観光区には、968年~980年までベトナム北部を支配した丁朝(ディン朝)が都を置いた華閣(ホアルー)と東南アジア最大規模を誇るバイディン寺がある。22日付ハノイモイが報じた。
同観光区は、面積2168ヘクタール。周囲を山と湖に囲まれているほか、洞窟などの自然遺跡にも恵まれており、その景色は「陸のハロン湾」などと称される。今回のユネスコ代表団の訪問が同観光区の世界自然遺産登録に繋がると期待されている。