韓国でシネマコンプレックスを展開するCJ-CGV社は、英エンボイ・メディア・パートナーズ株の92%を7360万米ドル(約59億6200万円)で取得する。エンボイ・メディア・パートナーズは、ベトナム最大の映画館を運営するメガスター・メディア社の資本金80%を保有しており、エンボイ・メディア・パートナーズ株の取得を通じ、メガスター・メディア社を買収したい意向だ。12日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
メガスター社は2006年にハノイ市で1館目となる「メガスター・シネプレックス」をオープンさせてから現在までに全国で7館をオープンさせている。2010年の売上高は2800万米ドル(約22億6800万円)で、全映画館の売上高の60%を占めた。
なお、直近数年における映画館の売上高は毎年20%程上昇しており、今後も更なる成長が期待されている。